語彙が多いか少ないか、国語の読解については多いに越したことはないのではないかと。

読解力の話で、以前「わからない単語の読み飛ばし」が色々ニュースに取り上げられていたが、そもそもの話として、「わからない単語」があったとしてそれを推測するための周辺にあるキーワードが理解できていなければ、どんな名探偵でも無理かもしれないよね。語彙が増えれば、手がかりを見つける機会も増えていくから頑張って増やしたい。まずはChatGPTに小学生の語彙についてちょっと聞いてみる

語彙について聞いてみる

日本の小学生が学ぶ語彙の数はどのくらいですか?

ChatGPTの回答

日本の小学生が学ぶ語彙の数は様々な要因によって異なりますが、一般的には数千語から一万語程度とされています。教育環境、家庭での教育、個人の学習意欲などが影響します。

また、日本語教育においては漢字の習得も重要な要素です。日本の小学校では、教育漢字として常用漢字のうち1006字を6年間で学びます。これに加え、ひらがなやカタカナも学ぶため、文字だけでもかなりの数を学習します。

さらに、小学生が学ぶ語彙は、日常生活で使われる基本的な単語から、科学や社会、算数などの教科に関連する専門用語まで多岐にわたります。

ただし、この数は目安であり、個人差があることを考慮する必要があります。また、学ぶ語彙の数だけでなく、それらをどのように使ってコミュニケーションをとるか、文章を書くかなど、実際の言語運用能力も重要です。


小学生で数千から一万語か、、さすがに多いから難しいやつをターゲットに何個かに絞って、ChatGPTに自分に合ったレベルの語彙(今回は、小学生向けと中学生向け)をリストアップしてもらうようなプロンプトを試してみる。

小学生向けプロンプト

小学生の国語の長文に出てくる難しい語彙を20個、覚えやすいような形で教えてください。

# フォーマットは下記で番号は01 ~ 20 でつけてください。
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単語 / よみがな
説明
例文

小学生版 難しい語彙20 from ChatGPT

01

単語:推測 / すいそく

説明:少ない情報から、何かを判断すること。

例文:彼は、彼女が遅刻する理由を推測した。

02

単語:解釈 / かいしゃく

説明:文章や言葉の意味を理解し、説明すること。

例文:先生は、その詩の解釈を教えてくれた。

03

単語:観察 / かんさつ

説明:物事を注意深く見て、理解しようとすること。

例文:彼は虫の動きを観察していた。

04

単語:雰囲気 / ふんいき

説明:その場の空気や感じ。

例文:このレストランは、静かな雰囲気がある。

05

単語:証拠 / しょうこ

説明:何かが本当であることを示す物や情報。

例文:彼は自分の無実を証拠で示した。

06

単語:偶然 / ぐうぜん

説明:計画しないで、たまたま起こること。

例文:偶然、古い友達に会った。

07

単語:遭遇 / そうぐう

説明:予期せずに何かに出会うこと。

例文:彼は山で野生の動物に遭遇した。

08

単語:疑問 / ぎもん

説明:何かに対して、不明確で疑いを持つこと。

例文:彼の話には疑問が残る。

09

単語:紛争 / ふんそう

説明:意見が食い違って争うこと。

例文:両国間で紛争が起きている。

10

単語:展開 / てんかい

説明:物事が広がるまたは進むこと。

例文:物語は意外な展開を見せた。

11

単語:慎重 / しんちょう

説明:注意深く、よく考えて行動すること。

例文:彼はいつも慎重に行動する。

12

単語:繁栄 / はんえい

説明:経済や文化が盛んで豊かな状態。

例文:その国は長い間繁栄していた。

13

単語:儀式 / ぎしき

説明:特定の目的のための、形式的な行事や手順。

例文:彼らは結婚の儀式を行った。

14

単語:収穫 / しゅうかく

説明:農作物を畑から取り入れること。

例文:農民たちは収穫の時期に忙しい。

15

単語:模範 / もはん

説明:他人に良い手本となる行動や姿勢。

例文:彼は生徒たちにとって模範である。

16

単語:資源 / しげん

説明:利用して価値がある、自然や人工の物。

例文:この国は豊富な天然資源を持っている。

17

単語:協力 / きょうりょく

説明:共同で力を合わせて何かをすること。

例文:プロジェクトを成功させるためにみんなで協力しよう。

18

単語:成果 / せいか

説明:努力して得た結果や利益。

例文:彼の研究は大きな成果を上げた。

19

単語:恩恵 / おんけい

説明:他から受ける利益や良い影響。

例文:この政策は低所得者に多くの恩恵をもたらす。

20

単語:進化 / しんか

説明:時間をかけて変わり、発展すること。

例文:携帯電話は近年、驚くべき進化を遂げている。


なかなか、いい感じ。ちょっと簡単な気もするが、小学生だとこのくらいか?続いて中学生版でもっと難しいのをリクエストしてみる。

中学生向けプロンプト

中学生の国語の長文に出てくる「最も難しく、知らない人が最も多い」語彙を20個、覚えやすいような形で教えてください。

# フォーマットは下記で番号は01 ~ 20 でつけてください。
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単語 / よみがな
説明
例文

中学生版 もっと難しい語彙20 from ChatGPT

01

単語:慷慨 / こうがい

説明:非常に情熱的で感情が高ぶること。

例文:彼は正義のために戦うことに慷慨に燃えていた。

02

単語:儚い / はかない

説明:短期間で終わってしまう、または簡単に壊れてしまう様子。

例文:桜の花は美しいが、その美しさは儚く、すぐに散ってしまう。

03

単語:風情 / ふぜい

説明:ある場所や物が持っている、特有の雰囲気や魅力。

例文:この古い町には、昔ながらの風情が残っている。

04

単語:遡る / さかのぼる

説明:時間や出来事を過去に遡ってたどること。

例文:彼は家系を何世代も遡って調査した。

05

単語:麗しい / うるわしい

説明:非常に美しいさま。

例文:彼女は着物を着て、麗しく舞台に立った。

06

単語:悠久 / ゆうきゅう

説明:非常に長い時間のこと。

例文:この星は悠久の時を経て、今の形になった。

07

単語:感慨 / かんがい

説明:深く感動して心が動かされること。

例文:彼は自分の成長を振り返り、感慨深くなった。

08

単語:憧れ / あこがれ

説明:強く何かを手に入れたいと願う気持ち。

例文:子供の頃から宇宙飛行士に憧れていた。

09

単語:煽情的 / せんじょうてき

説明:人の感情を強くかき立てるような様子。

例文:彼のスピーチは煽情的で、聴衆の心をつかんだ。

10

単語:畏れ / かしこまれ

説明:非常に尊敬し、畏れること。

例文:神に対して畏れの念を持って祈りを捧げる。

11

単語:漂泊 / ひょうはく

説明:あてもなくさまようこと。

例文:彼は世界中を漂泊しながら絵を描いて生計を立てていた。

12

単語:韜晦 / とうかい

説明:自分の才能や地位を隠して目立たないようにすること。

例文:彼は韜晦していたが、危機的な状況で真の実力を発揮した。

13

単語:薄情 / はくじょう

説明:情けが少なく、他人に冷たい態度をとること。

例文:彼の薄情な態度に、周りの人々はがっかりした。

14

単語:寛大 / かんだい

説明:広い心で、人の過ちなどに寛容な態度をとること。

例文:彼女は寛大な性格で、人々の失敗を許容する。

15

単語:確信 / かくしん

説明:あることが確かであると強く信じること。

例文:彼は自分の考えが正しいと確信していた。

16

単語:緻密 / ちみつ

説明:非常に細かく、巧みであること。

例文:彼の計画は緻密で、何もかもが考え抜かれていた。

17

単語:独擅場 / どくせんじょう

説明:ある分野や活動で他の追随を許さない優れた地位や能力。

例文:彼は数学の分野では独擅場で、誰も彼には敵わなかった。

18

単語:驚異 / きょうい

説明:通常では考えられないほどすばらしく、人々が驚くこと。

例文:彼の記憶力は驚異的で、何千もの数字を暗記していた。

19

単語:抑制 / よくせい

説明:感情や行動をおさえること。

例文:彼は怒りを抑制して冷静に話を進めた。

20

単語:窮地 / きゅうち

説明:進むべき道がなく、困った状況。

例文:彼は窮地に立たされ、どうすべきか悩んでいた。


こいつは、、、、、難しくなりましたね、、大人だけど2、3個わからないのがあるじゃないですか。本当に中学生の問題に出てくるのか微妙な線くらい難しくなってしまいました。とはいえ、これなら自分の知らない語彙を見つけられるという点では合格としたいですね。

最後に、語彙があると勉強にどんな効果があるのか聞いてみましょう

語彙が多い子供と勉強効率について

語彙が多い子供と語彙が少ない子供では、勉強効率にいくつかの違いが考えられます。

  1. 理解の速度: 語彙が豊富な子供は、文章や話された言葉を迅速に理解する傾向があります。これは、彼らが新しい情報を処理し、既存の知識と関連付けるのに必要な時間が短くなるためです。一方、語彙が少ない子供は、同じ情報を理解するのに時間がかかるか、あるいは理解が不十分な場合があります。
  2. 深い理解: 語彙が豊富な子供は、様々な言葉や表現を使って情報を理解し、解釈することができます。これにより、より深いレベルでの理解や複雑な概念の理解が可能になります。語彙が少ない子供は、これに対して浅い理解に留まる可能性が高いです。
  3. コミュニケーション能力: 語彙が豊富な子供は、自分の考えや質問をうまく表現する能力が高いです。これは、学習の一環として、教師やクラスメートとのコミュニケーションが効果的になることを意味します。
  4. 学習のモチベーション: 語彙が豊富な子供は、新しい情報や概念を学ぶことが楽しいと感じることが多く、学習へのモチベーションが高まることがあります。一方で、語彙が少ないと、学習が困難に感じられ、モチベーションが低下することがある。
  5. 問題解決能力: 複雑な問題を解決するためには、多くの場合、様々な視点から考える能力が必要です。語彙が豊富な子供は、問題に対して多様なアプローチを考えることができる可能性が高いです。
  6. 読解力: 語彙が豊富な子供は、読む速度が速く、文章の内容を正確に把握しやすいです。これは特に、学校のテキストブックや試験の読解部分で有利に働くことが多いです。

ただし

、これらの違いは一般的な傾向であり、個人差が存在することに注意が必要です。また、語彙が少ない子供でも、サポートや教育によって語彙を増やし、学習効率を向上させる可能性があることも重要です。